Google Chrome に保存したパスワードを、エクスポート / インポート する方法

今日は、Google Chrome に保存したパスワードを CSV ファイルとしてエクスポートし、それをインポートする方法を紹介します。

Google Chrome には、ウェブサイト上に入力したユーザー名＆パスワード を保存する機能があり、これを使ってログイン作業を半自動化することができます。

保存されたログイン情報（ウェブサイトの URL / ユーザー名 / パスワード）は CSV ファイルにエクスポート可能となっており、簡単な操作で別の Chrome にインポートできるようになっています。

このページでは、そんなログイン情報のエクスポートとインポート方法を紹介します。

尚、パスワードは CSV 内にそのまま平文で記載されています。
CSV ファイルを開ければ誰でも見ることができる状態になっているため、必要であればエクスポートした CSV ファイルは暗号化したりしておくとよいでしょう。

• Chrome に保存したパスワードをエクスポートする
• エクスポートしたパスワードをインポートする

Chrome に保存したパスワードをエクスポートする

1. Chrome を起動し、ツールバーの右端にある ボタンをクリック → 「パスワードと自動入力」から「Google パスワード マネージャー」を選択します。
   

   ツールバーの右端にある メニュー ボタンをクリック → 「パスワードと自動入力」→「Google パスワード マネージャー」を選択する

   
   もしくは、アドレスバー上に
   chrome://password-manager/passwords

   と入力して Enter キーを押します。

   

   アドレスバー上に「chrome://password-manager/passwords」と入力して「Enter」キーを押しても良い

2. Google パスワード マネージャーが表示されるので、左メニュー内にある「設定」を選択します。
   

   左メニュー内にある「設定」を選択する

3. パスワードマネージャーの設定画面が表示されます。
   そのまま、右側の「パスワードのエクスポート」欄内にある「ファイルをダウンロード」ボタンをクリックします。
   

   「パスワードのエクスポート」欄内にある「ファイルをダウンロード」ボタンをクリックする

4. Windows セキュリティのアラートが表示されるので、Windows の PIN、またはパスワードを入力します。
   

   Windows の PIN、またはパスワードを入力する

5. 「名前を付けて保存」ダイアログが表示されます。
   

   「名前を付けて保存」ダイアログ

   
   あとは、CSV ファイルの保存先フォルダ＆ファイル名 を指定して「保存」ボタンをクリックすれば OK です。
   先述のとおり、パスワードは CSV 内に平文で記載されているため、必要であれば CSV ファイルを暗号化するなどしておくとよいでしょう。

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エクスポートしたパスワードをインポートする

1. Chrome を起動し、ツールバーの右端にある ボタンをクリック → 「パスワードと自動入力」から「Google パスワード マネージャー」を選択します。
   

   ツールバーの右端にある メニュー ボタンをクリック → 「パスワードと自動入力」→「Google パスワード マネージャー」を選択する

   
   もしくは、アドレスバー上に
   chrome://password-manager/passwords

   と入力して Enter キーを押します。

   

   アドレスバー上に「chrome://password-manager/passwords」と入力して「Enter」キーを押しても良い

2. Google パスワード マネージャーが表示されるので、左メニュー内にある「設定」を選択します。
   

   左メニュー内にある「設定」を選択する

3. パスワードマネージャーの設定画面が表示されます。
   そのまま、右側の「パスワードをインポート」欄内にある「ファイルを選択」ボタンをクリックします。
   

   「パスワードをインポート」欄内にある「ファイルを選択」ボタンをクリックする

4. 「ファイルを開く」ダイアログが表示されるので、保存しておいた CSV ファイルを選択します。
   

   保存しておいた CSV ファイルを選択する

5. 「インポートが完了しました」というダイアログが表示されたらインポート完了です。
   

   インポートが完了しました

   
   このダイアログ上から、インポートした CSV ファイルを削除することも可能となっています。